こんにちは。気温が20℃まで上昇したかと思えば、冷たい雨が降り、朝には3℃まで低下するような気候が続いています。体調を崩しやすい季節なのでお気を付けください。
さて、下記のようなニュース記事を見つけました。
訪問看護は本人だけではなくご家族を含めた支援が大切ですね。人生の最終段階に関わることは多いです。
老いた親の受けたい医療「聞いている」割合は14.5%~ACPに関する意識調査|看護師ライフをもっとステキに ナースプラス https://t.co/sWDeD6KbeM
— かがやき訪問看護加美駅前 (@PxxhTXBPs6LrXsr) March 3, 2021
訪問看護では高齢の方々に関わらさせていただくことが多く、
訪問看護の依頼の時点で、余命が長くない方もいらっしゃいます。
人生の最終段階をどこでどのように迎えるかは切実な問題です。普段の生活ではなかなか話題にしづらいです。
訪問看護の現場では、ご本人の意思が確認できない場合もあります。ご本人とご家族との意見が違ったりすることもありえます。
記事内の調査では70代以上の方々は40%程度で「受けたい/受けたくない医療について」希望があると回答されています。
かなりの数の方々がご自身の受ける医療に希望があると感じます。実際の在宅生活において、希望通りに過ごせるかどうかはその時の状況や環境、マンパワー、ご家族の生活状況、経済状況など様々な要因で変動します。
また、希望通りの医療を受けることが本当に良いかどうかも検討する必要があると思います。
わたし達、訪問看護ステーションのスタッフは「人生の最終段階」に関わり、利用者さんや利用者さんの家族を支援していく中で、できるだけ、後悔が少ない選択をする手助けが行えるよう、日々努力していく必要を感じています。