こんにちは、かがやき訪問看護作業療法士のNです😊
やっと気候がよくなってきて、利用者さまとの散歩も楽しめる季節になったと思ったら、
今度は梅雨に入りますね😭天気に体調が左右されるので、とても憂鬱です😭
さて、今日はわたしが呼吸に関するマメ知識をお伝えしようと思います😊
みなさん”送風療法”って、ご存じでしょうか？
その名の通り、「扇風機を用いて顔に風を送風する支援」のことで、呼吸困難に対する非薬物療法のひとつで在宅でも安価で簡便にできるため、最近注目されています。
扇風機は据え置き型や卓上型、ハンディタイプ何でもかまいません。
方法としては、利用者様の顔に向かって扇風機の風を当てます。風の強弱や首振りの有無は、好みに応じて調整してもらって大丈夫です。
この”送風療法”で、慢性の呼吸器疾患の方の呼吸困難感が軽減されたとの研究結果が挙げられています。
また、終末期のがん患者の方の呼吸困難にも効果があったとの報告も出ています。
送風療法が呼吸困難を緩和させる仕組みはまだはっきり解明されていないのですが、頬や鼻腔、口腔に当たる冷風が、脳神経のひとつである三叉神経を刺激して呼吸困難感を軽減させるのではないかと言われています。
息苦しさがもたらす影響は、体だけでなく精神面にも大きいものです。「動いたら息苦しくなるから、じっとしてるほうがいい」と話される利用者様も多くいらっしゃいます。
風に当たることで息苦しさが緩和されるのであれば、試してみる価値はありそうですね。🤔
薬物療法や酸素療法、呼吸法などと組み合わせることで、少しでも安楽に生活できるよう、我々もサポートしていきたいと思います👌
かがやき訪問看護は、在宅療養中の利用者様が少しでも過ごしやすくなるよう、その方に合わせた方法を考えながら、サポートしていきます。
お気軽にご相談ください😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
