こんにちは、かがやき訪問看護作業療法士のNです😊
久しぶりのブログとなってしまいました💦
あんなに暑かった夏がやっと終わったと思ったら、急に寒くなってびっくりしますね。
体調を崩しやすい時期なので、気を付けていきましょうね😊
今日は、かがやきの利用者様と往診医との連携でとても素敵だなと思ったことがあったので、訪問看護や介護に携わる人たちに是非知ってもらいたいと思い、ブログを書いています!
(利用者様、ご家族様には掲載許可を頂いています。ありがとうございます✨)
これは、かがやきを利用して頂いている利用者様(以下Kさんとします)の言葉です。
Kさんは、筋ジストロフィーという病気をお持ちの50代の男性です。
筋ジストロフィーは筋肉が徐々に弱っていく病気で、国が指定する難病の一つです。
全身の筋肉が徐々に弱っていく病気です。
体を動かすことが難しくなってくるのに加えて、呼吸や嚥下、心臓、消化機能などに影響がみられる場合もあります。
Kさんは、10代のころから手足が動かしにくいとの症状があり、30代のころに筋ジストロフィーと診断されました。
数年前に気管切開に至り人工呼吸器を装着されるようになり、かがやきはその頃より看護師・リハビリともに訪問させていただいています。
訪問している看護師にKさんの人柄を聞いたところ、「かわいらしくて愛嬌のあるキャラクター」、「食べることが大好きで、特に激辛料理が好き」とのことでした。
とても愛されキャラの方のようです。🤗
家族様も自宅療養に協力的で、とても仲の良いご家族だそうです。
今年、Kさんは1年の目標として「旅行に行く」ことを挙げられていました。Kさんはバイクや車が大好きで、以前はよく旅行にも行っておられたようです。
人工呼吸器を装着されてからは外出することもままならなくなりましたが、往診に入っている先生の助言や後押しもあり、ご家族との一泊旅行を決心されました。
Kさんは久しぶりの家族旅行をとても楽しみにされていました。
旅行の1週間前には、尿路感染症による発熱があり無事に行くことができるか危ぶまれましたが、当日には熱も下がり体調も回復し温泉旅行に行くことができました!🙌
旅行後の看護師訪問で感想を聞いたところ、「暑かったけど行けてよかった。お風呂も入れた。料理はあんまりだった」との回答だったそうです。🤣
やっぱりご飯はいつも食べている激辛料理のほうがいいみたいです。
旅行には、往診医や看護師さんも付き添って対応されたとのこと。
忙しい時間を縫って利用者様の希望に寄り添われる姿には学ばされるものがありました。
また、人工呼吸器を装着されていても、外出や外泊ができるということは、他の人工呼吸器を使用している方にとっても希望がもてるものだと思います。
利用者様の中には、やりたいと思っていても諦めていることがある方は多いのではないでしょうか。日々の訪問の中で、看護処置やリハビリをただ単にするだけでなく、そのような利用者様の”思い”を聞いていくことも私たちの大きな役割だと感じました。
訪問看護、リハビリとして、他の職種としっかり連携をとり、利用者様のその”思い”を実現する手助けをわたしたちもしていきたいと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊