こんにちは。管理者の野口です。
訪問でよくある事柄です。
看護師「便は出てますか? いつでましたか?」
利用者さん「毎日出てますよ」 「3日出てないけど今日出ると思います」
だいたいの利用者さんは便が出ていると返事されます。
おなか張ってるけど本当に出てるんかなーと感じつつ様子みようかと訪問終了
その後 数日たって
利用者さん「胸がしんどい。気分が悪くて吐き気がする。息苦しいです」など
不調が出現。
体調確認するがバイタルサインはいつもと変わりなし。気になるのは腹部膨満。
利用者さん「便は硬いけど出てる、おなか押さえたら痛いな」
状況みて下剤の服用や浣腸を行います。
便がどっさり出たあと、しんどさがなくなります。
利用者さん「便が出てたのにこんなに溜まってたんやねー次から気をつけるわ」
便のことを他人に話すのに恥ずかしさがあり、なかなか本当のことを話してくれません。
便が出ているか確認するのも訪問看護師のテクニックかもしれません。
排便コントロールは体調管理の基本。
利用者さんからの聞き取りだけでなく、身体症状の観察も重要です。