こんにちは、作業療法士のNです😉
訪問看護ステーションで働いていると、本当にいろんな方にお会いできるので、飽きることがありません。
作業療法士の私も、目から鱗😲が落ちるような工夫をされながら生活されている方も多くいらっしゃいます。
今日は第1弾として、私が担当している利用者さまとの一コマをご紹介します。
呼吸器疾患と心不全をお持ちの男性の利用者さま。
まじめで几帳面で、きれい好き。毎日4時起き。30分の寝坊でも自分を許しません。
呼吸がしんどくても、小さいゴミでもすぐに見つけて掃除機をかけています。
お薬はボックスに自分できちんとセット。私たちが指導したことはすべて完璧にこなしてくれる優等生です。
最初はぶっきらぼうな方なのかな…とこわごわでしたが、最近ではお喋りもたくさんしてくれて、たまに見せる笑顔がとてもかわいい方です。
いつものようにお伺いすると、何やら新しいスリッパを履いていらっしゃいます。
私「これどうしたんですか?」
利用者さん「足が浮腫んでたからスリッパがきついだろうって、娘が作ってくれたんや。」
嬉しそうに話されます。
少し前まで足がパンパンに浮腫んでたので、娘さんが市販のスリッパを切って、ゴムを縫い付けて作ってくれたみたいです。
今は浮腫みも引いて、スリムな足になりましたが、履き続けていらっしゃいます。
忙しい合間をぬって、お父さんのために作ってくれた娘さんと、足の浮腫みが引いた今でも、履き続けていらっしゃる利用者さまそれぞれに愛を感じて、ほっこり🤗した気分になりました。
訪問看護では、生活の一部に入っていくため、病院では味わえない場面に出会うことができますよ。
この利用者さまに関してご紹介したいことがまだまだあるので、続きはまた次回のブログで…
最後まで読んでいただきありがとうございました。